『佛教史研究』バックナンバー
第9号(1976年10月1日)
- (研 究)
- 善鸞事件に関する一考察 加藤 一英 2-17
- 一遍の思想上の問題点――その布教・神祇との関わりについて 林 方凡 18-36
- 新興佛青運動について――妹尾義郎を中心として 交告 潤慶 37-60
- 研究 余禄
- 飛鉢説話考 長谷川 隆一 61-67
第8号(1975年6月10日)
- (研 究)
- 近代天皇制国家と仏教――「大逆事件」 に連座した僧侶をめぐって 赤松 徹真 2-20
- 聖徳太子の仏教と政治 高橋 事久 21-36
- 『愚管抄』 に於ける法然流罪の記事について 藤本 佳男 37-44
- 千観の浄土教思想 (下) 波多 恵美子 45-62
- 研究ノート
- 西山証空上人の一考察 北條 幹二 63-72
- 書 評
- 中井真孝著 『日本古代の仏教と民衆』 梅林 久高 73-78
- 紹 介
- 高雄義堅著 『宋代仏教史研究』 小川 貫弌 79
- 卒業/修士論文題目
- 卒業/修士論文題目 44
- 彙 報
- 彙報 79-80
第7号(1973年11月11日)
- (研 究)
- 千観の浄土教思想 (上) 波多 恵美子 2-18
- 古代における民衆と仏教――民衆仏教の一断面 上田 信一 19-25
- 空也の念仏 波多 正文 26-34
- 近世寺檀制度の成立について――民衆支配とその成立基盤を中心として 西脇 修 35-41
- 研究ノート
- 近代天皇制と靖国神社国家護持法案 渡辺 恵司 42-47
- 紹 介
- 小川貫弌著 『日本佛教文化史研究』 半田 洋男 48-53
- 彙 報
- 学会研究発表/輪読会報告/編集後記 54-56
第6号(1973年9月30日)
- (研 究)
- 仏教史研究における実践性の回復を 福嶋 寛隆 2-3
- 日本古代の仏教信奉と重層的宗教構造に関する覚書 朝枝 善照 4-13
- 聖徳太子の仏教精神について――十七条憲法よりみて 高橋 事久 14-20
- 幕末防長における僧侶の動向 岸 康之 21-33
- 近代仏教における政教論の一断面――新仏教運動の場合 赤松 徹真 34-45
- 論文 紹介
- 竺沙雅章氏 「敦煌の僧官制度」 『東方学報』 京都第三十一冊収録 中尾 雄二 46-47
- 彙 報
- 仏教史研究第1~第5号総目次 13
- 新刊書案内 20、33
- 仏教史研究会輪読会報告 45
- 会員名簿 48
- 編集後記 48
第5号(1973年3月22日)
- 小 論
- 書紀欽明十三年仏教伝来条の筆録者に関する一試論 梅林 久高 2-11
- 行基研究の問題点――最近の研究動向への疑義 岡田 洋一郎 12-20
- 親鸞における伝道と神祇 藤井 恵照 21-25
- 『新興仏教青年同盟』 論 温井 昭典 26-32
- 彙 報
- 訃報 33
- 学会研究発表 33-35
- 昭和四十六年,四十七年度卒業論文,修士論文題目 36
- 会員名簿 36-37
第4号(1971年12月10日)
- 小 論
- 最澄研究の問題点 朝枝 善照 1-7
- 平安時代の浄土教――天台浄土教の芽ばえと発育 田中 賢成 8-15
- 「存覚とその周辺」 中山 信之 16-20
- 維新政権と神道国教化対策 赤松 徹真 21-26
- 西行に関する謡曲の典拠について――『撰集抄』 に関する疑問 東 芳宏 27-38
- 彙 報
- 学会研究発表 39
- 研究室消息 39
- 編集後記 41
第3号(1971年2月24日)
- 小 論
- 本山における法談の定型化について 梅原 隆道 2-7
- 悪人正機説について 本田 憲幸 8-12
- 親鸞における反権力的思想構造に関する所感 福間 光超 13-17
- 甑島における真宗の展開 星野 元貞 18-22
- 研究 余禄
- 親鸞の思想、所謂その行動原理について――二葉憲香著 「親鸞の研究」 に学ぶ 高橋 事久 23-26
- 如是 我言
- 仏教的思惟の人々 稲津 和子 27-28
- 輪読会に参加して 加藤 美登里 29-30
- 彙 報
- 昭和四十五年度仏教史学専攻者卒業論文題目 31-34
- 編集後記 35
第2号(1970年6月20日)
- 提 言
- 『仏教史研究』 に寄せる 二葉 憲香 1
- 小 論
- 太子仏教の一考察 杉浦 証 3-6
- 古代日本文化に於ける仏教的色調に就いて――特に最澄 ・ 景戒等の影響 朝枝 善照 7-12
- 研究ノート
- 仏教史研究方法論序説 高松 秀憲 23-37
- 如是 我言
- 輪読会に参加して 金林 敬子 20-22
- 研究室雑感 かすが ひろみ 22
- 書 評
- 家永三郎著 『日本思想史に於ける否定の論理の発達』 川村 美陽子 38-40
- 彙 報
- 仏教史研究会メンバー紹介 41
- 編集後記 41
第1号(1969年9月23日)
- 〈小論〉 日本仏教史
- 「仏教史研究」 発刊の意図するもの 高橋 事久 2
- 仏教公伝年次と日本書紀 高松 秀憲 3-8
- 法興寺の問題 氷室 正信 8-12
- 太子仏教の一考察――世間虚仮 ・ 唯仏是真からの一視点 高橋 事久 13-17
- 天台浄土教について――天台浄土教の発達について 波多 正文 17-20
- 親鸞と神祇 本田 憲幸 21-24
- 時宗の盛衰期に就いて 中山 信之 24-28
- 〈小論〉 チベット仏教
- チベット仏教と蒙古文字による訳経 真田 秀和 29-33
- 自由 課題
- 学園闘争と仏教史学――私にとって仏教史学とは何か 岡田 洋一郎 34-37
- 或る無関心学生の瞞着 北条 一行 38-41
- 私の主体性とは何か――新しい研究の前提として 藤本 信隆 42-45